7月6日(土)嵐山町の損保ジャパン首都圏ふれあいの森において、森づくり-間伐、除伐作業体験、ツリーイング等5種類のイベントが開催され、240名の損保ジャパン関係者が参加した。
(ふれあいの森は広大な丘陵地に雑木林、人工林、生態系保全、湿地保全ゾーンなどがある)
吉田は、聚埼玉(主催者の1団体)サポーターとして、森づくり-間伐班の1つの班長を担当。胸高直径20㎝程のヒノキ2本を伐採予定だ。午前8時には森さんと現場に到着。伐採木の受け口/追い口のチョークによる印や周辺の下刈り、ロープワークのアンカー木決定の下準備は済ませた。
この日のイベントに備え、間伐作業訓練、受け口/追い口の木のサンプル作成、自分用の作業手順書の作成やシュミレーションなどもやり、ヘマをやらなければ7割はOKと踏んだ。
指導の時、私の考えは一貫している。どのフィールドであろうと安全を最優先し、参加者を全力で守る事。だから、イベントにはベストコンデションで臨む。そして、ちょっと欲張って、作業を楽しんでもらえる様心がけている。
開始の午前10時近くなると、広場に老若男女の整列が始まった。ツリーイングがあり、これに参加の子供を連れた若いお母さん達が目立った。間伐各班の割り当ては、1班につき10名と聞いている。どんな人が来るのかわくわくした。被ったヘルメットに班の番号が書いてある。 私は自分の班に来るメンバーを見渡した。すると、4名は確認したが後の人が見つからない。
何か変だ、焦った。普段はしとやかな?私が、○○班の人いますか?と大声で探し回った。 責任者に問うと、キャンセル者が出たからこの人数でやれとの事。どうも納得のいかない回答だ。別班の森さんに1名譲ってもらい、5名になった。これでも他の班の2分の1だ。
だが、良く見ると男性4名、女性1名の全員が若者。これは行けると気持ちを切り替えた。ぶっつけ本番にアクシデントは付き物。若者5人に、少数精鋭派で行くと宣言した。
林内に入り、間伐作業体験がスタート。この時間帯はとに角やることが多く、動きの遅い私には一番の難関。10分間で、オリエンテーション、準備運動、安全等々の伝達事項と、伐採の実演もこなさなければならない。漏れのない様自作の作業手順書を使い、何とか乗り切った。実演では、持参した木の切り方サンプルも活用したが、説明がヘタで反応は今一だった。
ヒノキの伐採では未体験者を優先的に、受け口や追い口、ノコギリの使い方、玉切り、枝処理、ロープワークなど一連の作業を詳しく教えた。間伐体験者2名は頼りになる存在だった。若い人は体力もあり物覚えも抜群で、スローライン・ショットパウチの投げ方も、1投教えたらすぐマスターした。ノコギリの使い方も中々スジがいい。
熱中症予報が出ており林内は蒸し暑かったが、幸いケガなく、掛かり木なく、熱中症にもならず、チームワークで2本を伐採。1本目は追い口がちょっと低かったが、2本目は上出来だった。そして、12時20分に作業終了となった。
幹上部分の玉切りを少しやり残したが、元々人数が足りないのだから、これだけでも御の字。 伐採木のすぐ側に、オカトラノオが幾つも花を付けていた。踏みつけない様注意したが、デジカメで撮る余裕がなく残念だった。尚、作業風景もほんの数枚しか撮れなかった。
参加者から、初めて参加したが楽しかったと言われ、お世辞でもうれしかった。若い人達にこそ、森林に関心を持って欲しいと、切に願っている。
シュミレーション通りには行かないものだ。下準備段階で、持参したロープを張っておき伐採実演時のロープワークで使う予定が、時間が足りなくなりやめた。
平地/斜面を問わず、樹木を倒す時指示を出すタイミングの難しさは同じと感じた。ただ、斜面の場合、作業時の足場の悪さ、危険度の高さを実感した。
指導者として参加し、緊張感の中にも楽しさも味わい、参加して良かったと思っている。 森さんと、学んだ事や反省点等々を、帰途の道すがら語り合った。
ご尽力された塚本さん(会の技術アドバイザー)、森さん、聚埼玉の皆さん、損保ジャパンの皆さんに感謝、感謝。(吉田)