6月度は佐野氏雑木林にて2回のイベントを行いました。1回目は、6月19日(日)午前9時30分 加藤、相子、山本、吉田の会員4名が参加しました。今回は林床の下刈り及び、立木を除く(低木~高木全て)林床に、どの位の種類の植物があるのかを知る事と、その植生を学ぶための調査です。
作業に先立ち6/15日に、林を5つのカテゴリーに区分けしナンバー札を取り付けておきました。ここに割り振られた会員が各々入り、1時間かけて草本/木本をビニール袋に採取しました。 採取後に、刈払機2台と下刈りカマで林床全体の下刈り作業を行いました。また、囲いをしたクヌギの苗とその周りの草取りも実施。尚、先月22本だったクヌギが発芽し28本に増えました。
参加人数が少ないため下刈り作業は午後5時までかかり、雑木林の部分は終了しました。
下刈り前に採取した種は、しおれない様水分を含ませておきました。それを皆で持ち寄り、先月と同じ様に、全員で1種ずつ詳細を確認し合いました。結果、草本20種、木本24種が判明。午後7時を過ぎ、あたりもうす暗くなり作業をやめました。残った不明種等は吉田が持ち帰り、後日調べることにして終了となりました。植生調査で、フタリシズカ20数株を発見したことは収穫でした。保護のため囲いをしました。
後日、採取した種を調べた結果、以下の様に草本/木本60種が判明しました。除伐作業は実施しているものの林内の樹木密度がまだ高く、“種類が少ない”と感じました。
<草本>
ギボウシ、ヒエンソウ、ヨモギ、ドクダミ、ムラサキカタバミ、セイタカアワダチソウ、 アオカラムシ、クズ、ヤブカラシ、ヘビイチゴ、ヤイトバナ、チガヤ、メヒシバ、ギシギシ、 ノゲシ、セイヨウタンポポ、ヨウシュヤマゴボウ、フタリシズカ、ヤマノイモ、シダ、 ジャノヒゲ、タチツボスミレ、ノアズキ、オニドコロ、オオブタクサ、調査中1種 計26種
<木本>
シュロ、ツバキ、アオキ、ケヤキ、ハクモクレン、コナラ、ツゲ、エゴノキ、シラカシ、 アラカシ、ヤマグワ、チャノキ、イヌシデ、キヅタ、ネムノキ、ササ、ヌルデ、ヤブコウジ、 シロダモ、ノイバラ、ハギ、カキ、クヌギ、タラノキ、ヒメウコギ、ツクバネウツギ、 マルバチャノキ、ミヤマイボタ、クサギ、アケビ、サルトリイバラ、ニワトコ、ウメモドキ、 調査中1種 計34種
2回目の作業は、6月26日(日)午前9時30分 久保田、相子、森、吉田の会員4名で下刈り作業を行いました。
作業場所は、東側林の入口手前の荒地と、林に続く西側の荒地。それと北側のノリ面です。荒地は両方共、立木がないため日当たりがとても良く、雑草やつる性植物が幅を利かせて繁茂し、草丈も高いのです。
刈払機と刈払カマで東側荒地からスタートし、続いて北側ノリ面、西側と順次作業を進めました。特に西側は雑草に混じり、マダケ、アカメガシワ、カシ、シュロ、ヌルデ等々の低中木が数多く生えていましたが、これらを全て伐採しました。そして、刈払機が危険なく使える様、環境を整えてから投入しました。
下刈り終了後、樹木観察会を行いました。北側ノリ面そばのアカシデ、エゴノキ、イヌシデ、コナラ、クヌギの葉を採取、また木肌に触れるなどし、それぞれの特徴を講習しました。そして、樹木名、観察日を記した名札を樹木に取り付けました。
涼しい日でしたが、きつい内容となり全員汗まみれで疲労困憊。作業の合間に真っ赤な実を沢山つけたヤマグワを見つけては栄養補給し、午後3時に無事終了しました。
✿7月~8月のイベントは、時期的に暑く参加される方の健康を考慮しお休みと致します。
次回は9月18日(日)からスタートする予定です。
場所:春日部市:佐野氏雑木林
作業内容:下刈り、伐採作業等(どの作業にするかは状況を見て決めます)
皆さんご協力ありがとうございました。
◇◇6月度のうごき◇◇
04日:春日部市:佐野氏林樹木/野草調査
9、14、21日:会のネット情報PR活動
15日:春日部市:佐野氏林イベントの下準備
27~28日:採取種の調査作業
19日:春日部市:佐野氏林下刈り/植生調査実施
~7/1: 会報№87の発行/発送
26日:春日部市:佐野氏林下刈り/樹木観察会実施

