5/20(土)、小糠雨降る中でしたが集まった参加者(吉田、o、m、森)で午前中だけの活動を決行致しました。
樹木、林床ともに湿っているため枝刈り、草刈りは避け林床の珍しい野草の発見、同定(識別)作業に終始しました。予め高橋さんに目印を付けて頂いていたのでギボシやキンラン(スマホアプリpicture thisではササバギンランと同定されました)は容易に発見、同定出来ましたがこれら以外ではシュンラン・クゲヌマラン?等を識別致しました。

これまでタチツボスミレ以外は特に気にせず小笹と一色体にして刈払機に駆けていましたが、次回以降、第一、第二フィールドの林床下刈りの時は事前に今一度、珍しい山野草の発見同定作業をしたほうがよさそうです。
第一、第二フィールドにラン系の珍しい野草が発見できるのには理由があります。これらのフィールドはかっては農業を営んでいた佐野さん、杉嵜さんちの貴重なヤマ(雑木林)でしたよね!!実は、私たちがこの地の除伐や下刈りを積極的にやってきたからこそだったんです!!(下記蘊蓄参照)
今回は時、既に遅し?のササバギンランでしたが、いつの日か今や絶滅危惧種“林下の聖女”ササバギンラン(笹葉銀蘭)の花咲く姿にお目にかかりたいものです。
(蘊蓄)➽https://bit.ly/3IuRhCa(都立薬用植物園の紹介より)
キンラン、ギンランが生育していくのには、丘陵(里山)地帯の二次広葉樹林(昔、燃料材の供給源として維持管理され、下草まで適当に陽光が当る雑木林)と、そこに良く繁殖した“ラン菌”の存在が、必要条件です。もし“ラン菌”が存在しないと“キンラン、ギンラン”は衰弱して、いづれ枯れて死滅します。
現在のところ“ラン菌の培養技術”は、確立していないと云えます。ですから、信頼の置ける園芸店などでは販売されていない訳です。
観光地などで、もし販売していたなら間違いなく盗掘品で、いずれ枯れますので購入はやめましょう。また、栽培(庭植え、鉢植え共に)は、事実上不可能と考えてください。
絶滅を防ぐには“盗掘をしない”事はもちろんですが、自生地環境の維持には“除伐や草刈りなど積極的な環境管理”が必要なのです。