2017/6/6(火)、17日の定例日を前にして臨時の第1フィールド下刈り作業を実施しました。お蔭で定例日は下刈りは簡単にすみそうなので、吉田リーダーにほかの活動も考えて頂く予定です。
今回、珍しい発見がありました!
クラウンゴール腫瘍
細菌などの感染により、植物に生じるこぶ状の腫瘍。原因となるTiプラスミドDNAが同定されている。
[英crown gall 仏tumeurs bact_riennes du collet et des racines 独Wurzelhalsgalle]
【同】植物癭瘤,根頭癌腫(病)
土壌細菌Agrobacterium tumefaciensの感染によって,多くの双子葉植物と裸子植物およびごく少数の単子葉植物に生ずる植物腫瘍.根と茎との境界部(クラウン)にできるのでこの名称がある.病原菌は寄主範囲が広く,93科643種の植物を侵す.人為的接種によれば茎や葉などの器官にもつくることができる.病原細菌は植物体の傷口から侵入し細胞間隙で増殖するが,細胞内には入らず,また一度腫瘍が誘導されると,その成長には菌の存在を必要としない.一方,植物側では傷口に形成される癒傷組織の細胞分裂が腫瘍化に必要であるらしい.腫瘍の形状は植物の種類と病原菌の系統により決まる.単なる瘤状であることが多いが,根を生じたり茎葉を分化する場合もある.腫瘍組織は摘出して合成培地上で無限に継代培養することができるが,この際通常のカルスと異なり,オーキシンやサイトカイニンの添加を必要としない.病原菌のもつTiプラスミドが宿主植物の根の細胞に侵入すると,その細胞核DNAにTiプラスミドのT-DNA(transferred DNA)領域が組み込まれ,形質転換がおこる.すなわち,その領域に含まれるオーキシン・サイトカイニン合成酵素遺伝子が発現,自らオーキシンとサイトカイニンを生成し,組織の増殖がおこる.
・活動時間:午前9時30分~14時
・参加者3名(敬称略)吉田 青野 森
・次回活動予定:2017.7.17(土)、雨天時翌日18日(日)